九州へ旅行にへ行こうとなると、交通手段としては新幹線が一番思いつきやすいですよね!ですが今回は新幹線ではなく、フェリーで九州へ行くとすれば、最近新しくなった『さんふらわあ』か、料金が安い『名門太大洋フェリー』が良いか、比べてみました☆
『さんふらわあ』ってなに??
そもそも『さんふらわあ』という船を知っていますか?いつ買ったのか覚えていないですが、『さんふらわあ』のトミカをなぜか持っていました。この船に乗るとは思ってもいませんでした!最近さんふらわあは新しくなり、YouTubeでもよく乗船体験した動画が流れてきます。
トミカ ロングタイプトミカ No.129 さんふらわあ
『さんふらわあ』は大阪―志布志(鹿児島)・大阪―別府・神戸―別府の航路があります。今回は高槻から近い大阪―別府の「むらさき」「くれない」に乗車した体験記になります。
南港から夕方頃に出発する『さんふらわあ むらさき』に乗ってみた☆
さて、さんふらわあに乗るために南港へ行きます。南港ってどのへんかというと、色々な催し事をしているインテックス大阪、子連れでも行きやすい夏のガーデンプールが有名なグランドプリンスホテル大阪ベイ(旧ハイアットリージェンシー大阪)、トミカ・プラレール博をしているATC大阪などがある周辺です。高槻から南港までは車でも電車でも1時間ほどで行ける場所です。
さんふらわあの発着ターミナル
さんふらわあの乗船はトレードセンター駅で降りると、さんふらわあのターミナルがあります。
車も一緒に九州へ持って行くことはできますが、今回は九州で鉄道にたくさん乗る予定だったので、車はなしで電車でさんふらわあの乗り場まで行きました。トレードセンター前駅から数分歩くと、乗り場に着きます。乗り場に着くと、受付する場所と、受付後の待ち合いがあり、待ち合いにはキッズスペースもありました。(※キッズスペースには特におもちゃなどは置いていませんでした)
おもちゃなどがなくても、ちょっと子どもが靴を脱いで上がれるスペースがあると、子どもも少し休憩できるので嬉しいですね!
出航する1時間前から乗船可能で、乗船したら時間との戦いが始まる
さんふらわあは出航する1時間前から乗船可能です。(※名門大洋フェリーよりは少し遅めですね💦)乗船したら、子どもを寝かしつけるために時間との戦いが始まります。なぜなら乗船したら楽しめる事がいっぱいあるため、それを夜の間にこなさないと、朝は7時前には下船する時間なので、朝に楽しむのは難しいからです。
乗船したら
- 食事を楽しむ
- 温泉に入る
- キッズスペースで楽しむ
- 出航をデッキで見る
- 明石海峡大橋を見る
- 船内のショップを見る
- イベントを楽しむ
- コスチュームで楽しむ
と、楽しめるものがいっぱいなんです。レストランは途中退席が不可なので、各イベントをすべて網羅しようとすると、テキパキと動かないと難しくなってきます💦
我が家のスケジュール
我が家は平日に乗船したため、19時の出発便でした。乗船後のスケジュールを色々と考えました。
そして計画を立てたのは、
18時に乗船
→乗船後すぐに大浴場に入る
→19時5分の出航を展望デッキで見る
→出航したらすぐにレストランへ行く
→20時10分の明石海峡大橋を見る
→20時半からのイベント(プロジェクションマッピング)に参加する
→イベントの前後でキッズスペース・ショップ・コスチューム・ラウンジ(スイートルーム限定)で遊ぶ
→部屋でゆっくりおやつを食べる
→21時半までには就寝
という感じでした。すごくキツキツな感じですが、とても楽しみでした♡ちなみに橋の下を通る時間は乗船してから部屋のテレビで知ったのですが、ちゃんとホームページに載っていました☆
橋の下を通る時間などは、ホームページの「展望デッキ」のところに詳細が書かれています。
ショップ・パブリックスペース | 大阪⇔別府航路 | 商船三井さんふらわあ (ferry-sunflower.co.jp)より引用
今回、奮発して『スイート和洋室コネクト』というお部屋に泊まりました。正直高かったですが、奮発してよかったと思っています!
平日の乗船はそんなに混んでいなかった
YouTubeなどで下調べしていると、乗船時に並んでいるという情報があったので構えていましたが、数組しか並んでおらず、スムーズに入ることができました。きっとYouTubeで乗船された時期は新しくなってすぐだったので混んでいたのでしょうか。乗船すると、スタッフの方がお声をかけてくださり、お部屋への行き方を教えてくれます。
スイート和洋室コネクトのお部屋はどんな部屋?
スイート和洋室コネクトは、スイートルームで和室と洋室がついているお部屋になります。部屋に入るとすぐに上り口があり、左手にはお化粧台やトイレ・バスがあります。お化粧台やトイレ・バスは土足になりますが、ベッドや和室は靴を脱ぎます。
はじめてのスイートルーム!しかも靴を脱いで遊べるよ♡
お部屋には、飲み物やクッキーがあり、スイートルームにはお酒が無料でついています。
子育てしているとお酒を外で飲むタイミングがあまりないので、とても幸せでした♡
さんふらわあの大浴場
さんふらわあには大浴場があります。YouTubeで結構混雑した感じを聞いていたのですが、冬季の平日だったためか、お客さんが少ないので、大浴場も空いていました。大浴場は、
- 脱衣所が清潔
- 化粧台・ドライヤーが完備されている
- 大浴場にベビーチェアがある
- 大浴場のお風呂は1種類のみ
- 体を洗う水道は一定時間水を出すと止まるので、若干子どもには使いにくい
- 脱衣所にベビーベッドもあったはず…(多分…ここは記憶があいまいです…)
- お部屋にさんふらわあのスポーツタオルが置いてあり、それを使えるし持って帰れる(ショップでも販売されていた)
大浴場は乗船中は常に入れるわけではなく、夜と早朝に開放しています。衛生面が気になるのであれば、乗船後1番に入るのが良いと思います。我が家は乗船してすぐに入ったのですが、もうすでに数人の方が入浴されていました☆
さんふらわあの出航を見送る
お風呂が終わったら出航を見送ります。展望デッキでも良いのですが、せっかくなので、我が家はお部屋のデッキから眺めていました。離岸する際にスタッフの方がロープを外したりする姿が見れたりし、とても面白かったです。
さんふらわあのレストラン
さんふらわあのレストランはブッフェ形式になっています。夕食と翌日の朝食時に開店しています。
朝食は時間が早く起きれる自信がなかったので、我が家は夕食のみにしました。
夕食は乗船と共にレストランが開店します。開店直後に行くと窓側の席を確保できますが、開店後しばらくしてから行くと窓際の席は埋まっていると思います。私たちは開店後1時間ほどして入店し、入店直後は窓際の席が埋まっていたのですが、偶然1席空いたのでそちらの窓際の席で景色を見ながら食べることができました。
レストランには、子ども用の椅子や子ども用の食器も置いてくれています。子どもが食べやすいような揚げ物などがあるのでとても食べやすく、また、チョコレートファウンテンがあるのでとても子どもにとっては楽しい食事の時間になりました。ブッフェには珍しいお刺身が何種類か置いてあったりするので、ちょっと豪華なお食事かな~♡と思います。全体的に清潔でとても美味しく、とても満足でした♡
明石海峡大橋をデッキから見る
レストランで食事をしていると、「もうすぐ明石海峡大橋が見えてきます」というアナウンスがかかり、すぐに食事を片付けてデッキへ向かいました。
子どもがいるとどうしても時間がかかってしまいます💦出航から明石海峡大橋まで1時間ほどあるので、ちょっと焦りながらですが、レストランも楽しんでください☆
デッキへ向かうと明石海峡大橋がすぐそこに見えてきました。明石海峡大橋を下から見られるなんて、とても感動しました☆
イベント(プロジェクションマッピング)に参加する
イベントが近くなると、船内放送でお知らせをしてくれます。今回はプロジェクションマッピングで、さんふらわあのについてのないようでした。とても動画が可愛くて面白かったので、子どもたちも写真を撮りながら楽しんでいました。場所はロビーの大きな階段がある辺りで、その時だけは階段に座ってOKだったので、みんな階段に座りながら、天井に映し出されたプロジェクションマッピングを楽しんでいました♡
キッズスペース・ショップ・コスチューム・ラウンジ(スイートルーム限定)を楽しむ
さんふらわあには、子どもも楽しめるような設備も作られています。
子どもが遊べるキッズスペース
キッズスペースはテレビ・ロディ・絵本が置いてあるので、ロディでぴょんぴょん楽しみながらテレビを見ていました。
ロディ、楽しかったね!
船内のショップ
ショップには、さんふらわあのグッズのほかに、大阪や九州のお土産が販売されています。万が一お土産を忘れても、こちらで購入できるので安心ですね☆
写真スポットでコスチュームを着て記念撮影ができる
さんふらわあのロビーには写真撮影スポットがあり、船員の子どものコスチューム2着と大人のコスチューム1着が置いてあり、さんふらわあの大きな写真をバックに記念撮影ができます☆思い出に残るので良いですね♡
コスチューム、かっこよかったね☆
スイートラウンジを楽しむ
スイートルームに宿泊すると、専用のラウンジが使用できます。置いてあるのはパルムのアイス3種類とコーヒーメーカーです。子ども用のドリンクは置いてないので、子どもはアイスを食べて楽しんでいました。いつでも利用できるので、夜に子どもが夜泣きしたときも利用させていただいて、ちょっと一息させていただきました☆私は甘党なので、コーヒーにパルムを入れたらめっちゃ美味しいんじゃない??と思い、やってみました。めっちゃ美味しく贅沢にいただきました。
とってもタイトなスケジュールでしたが、全部こなしてとても楽しいひと時を過ごしました。21時半には子どももぐっすり寝ていました。
子ども用トイレやベビーケアルーム、女性専用のパウダールームがある
さんふらわあには、子ども用トイレがあったり、授乳室や給湯器があるベビーケアルームがあります。女性専用のパウダールームにはドライヤーが置いてあったりするので、子連れや女性も乗船しやすい設備が整っています。
こういう設備があると、女性や子どもも乗りやすいんだなぁと思うので、利用しやすいですよね☆
さんふらわあの値段は??
未就学の子連れだと、子どもの声などで周りに迷惑をかけないか不安なので、個室が良いと思うのですが、個室だと4~6万円します。ちょっと高いですね…。相部屋だと、2~4万円になります。
未就学の間は添い寝で無料になりますし、レストランも幼児の料金なので、未就学の間に行くことをお勧めします!
フェリーって酔わないの??
私は酔いやすい体質で、山陽新幹線は大丈夫なのですが、東海道新幹線は酔ってしまうくらい、酔いやすいタイプです。さんふらわあって酔わないの??と心配な方もいるかもしれませんが、大阪-別府の航路は瀬戸内海を通過するため、ほぼ揺れを感じません。
ですが!
運悪く、実際さんふらわあに乗船したときは、夜中に珍しいくらい強風があり、一時的に揺れがひどく、タイタニックの映画にあるような「ギィーーーーー」という音が鳴っており、テーブルからペンが落ちるくらい揺れたときがあり、その時は酔いました。。。。ちょうど夜中に子どもが夜泣きをして、座ったり立ったりしたので、酔って嘔吐しました・・・・。
酔いやすい人は、絶対に酔い止めを持っていきましょう。船内のショップにも酔い止めが販売されていたので、忘れても大丈夫です!ただ、ショップも夜中は営業していないので、注意してくださいね!
さんふらわあと同じ規格の名門大洋フェリーでは、同じ航路を通っても酔わなかったので、基本的には酔いやすい人も大丈夫ではないかと思います!
さんふらわあのポイント
さんふらわあに子連れで乗船して感じたポイントは、
- 子どもが楽しめる施設がいっぱいある
- 子ども用のトイレまである
- ブッフェは美味しく楽しめる
- 大浴場も清潔
- (そもそもフェリー自体の話ですが)夏季の方が明るく景色が良い
- 乗船時間がどのよう日でも比較的遅めなので、子どもが楽しむにはスケジュールがタイトな感じはある
- 部屋の鍵がバーコードなので、とても楽ちん
- 名門大洋フェリーに比べると、ちょっと値段は高い
- 乗船している人たちを見ていると、観光に利用している方が多い印象なので非日常な感じがする
という感じです。
さんふらわあの南港出発時刻は日~木曜日は19時、金・土曜日は20時になっています。なので夏季だと出航時は比較的明るい景色を見ることができますが、冬季だと真っ暗な様子です。別府へ到着する時も、夏季なら明るい景色を見られますが、冬季であれば少し暗い景色になります。
また、お部屋の鍵はQRコードになっているので、メールで送られてくるQRコードまたは、船内で発行できる紙のQRコードになります。携帯を利用すると、画面の明るさでなかなか反応しないこともあるので、その場合は船内で紙のQRコードを発行すると、とてもスムーズに部屋の開錠ができます。私は途中から紙にしました。ただ、紙の場合は落とさないように気を付けてくださいね☆
さんふらわあと名門大洋フェリーを比較したらどっちがいい??
名門大洋フェリーについては、こちらの記事を参照してください。
さんふらわあと名門大洋フェリーを比較すると、
さんふらわあ | 名門大洋フェリー | |
---|---|---|
ターミナル~駅へのアクセス | 〇 | △ |
料金 | △ | ◎ |
子連れの楽しみやすさ | ◎ | △ |
食事 | ◎ | 〇 |
大浴場 | ◎ | 〇 |
子どもが遊べる時間の余裕さ | 〇 | ◎ |
非日常体験 | ◎ | 〇 |
という感じになります。私的には、ちょっとお金高くてもさんふらわあの方が非日常を味わえて良いかなぁ…と思いますが、なんせ高いですよね…💦名門大洋フェリーはさんふらわあよりは格段に安いので、そこはとても魅力的で良いと思います♡
フェリーは新幹線とは違った面白さもありますし、早朝に九州に着くことができるので、是非別府方面へ行かれる方は乗船してみてください♡
以上、さんふらわあと名門大洋フェリーを比べてみたでした!
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