SL人吉ラストランまで後1か月！切符の購入が難しいと言われていたSL人吉を10時打ちで切符をゲットして、子連れで乗車してきた☆

SL人吉って知っていますか？？私は知らなかったのですが、８６（ハチロク）と呼ばれる蒸気機関車です。

現在JR九州で熊本－別府間を走行している「あそぼーい！」は昔こちらの８６が「SLあそBOY」として走行していましたでした。人吉と言いますが、数年前にあった豪雨の影響を受けて、現在は熊本－鳥栖間を走行しています。

なぜSL人吉に乗ることになったのかというと、たまたま持っていた絵本『じょうききかんしゃビーコロ』にたくさんの蒸気機関車が出てくるのですが、その中にハチロクという蒸気機関車が出てきます。それがSL人吉の蒸気機関車だったのです。

我が子にその本を読んでいると、、、

と言い出し、

と思ったのがきっかけでした。でも…

という感じで、まずは切符を取るために頑張ることにしました。

初めて10時打ちにチャレンジした！

そうと決まれば、切符を取るために何をしなければならないのかリサーチです！

みどりの窓口での10時打ちは、している窓口としていない窓口があるようです。

事前にみどりの窓口に聞きに行ってみた

みどりの窓口がある駅とない駅があります。それはこちらで検索できます。

家の近くや、職場の近くあたりで検索し、どのみどりの窓口が近いか考えます。その際に「新大阪駅・大阪駅・京都駅」などだと、そもそも混んでるのでしていない可能性があるかなと思い、例え10時打ちをしていてもライバルがいっぱいそう…と思ったので、なるべくこじんまりした駅を選びました。

「10時打ちをしてくれる駅がどこか」というのは、こういうブログで言って良いのかわからないので、ご自身でお確かめください。

10時打ちをする数日前に、目星をつけたみどりの窓口で10時打ちのことを聞いてみました。

時期によっては混むこともありそうなので、その駅のみどりの窓口の様子や、時期的に混んでいないかの確認はした方が良いと思います。

10時打ち当日、ドキドキしながらみどりの窓口へ行って10時打ちをしてもらった

10時打ちに遅れないように言ったのですが、早く行きすぎて9時20分にみどりの窓口へ到着。こじんまりした駅だったのでみどりの窓口には通常のお客さん1人だけで、10時打ちで並んでいるような人はおらず、ちょっと行くには早すぎたかな…と思いながら、待ち時間があるのでトイレを済ませておき9時30分。その時も通常のお客さんは1人のみで10時打ちで並んでいるような人はおらず。お客さんも少ないし、ちょっと早く来すぎたかな…と恥ずかしながら駅員さんに話しかけました。

申込用紙とは、このことです。

申込用紙を記入し、壁沿いへ並びます。並んでいると、駅員さんが記入した申込用紙を確認してくださり、また時間が来るのを待ちます。すると10時打ちをする人が1人来て、後ろに並びました。

そう思っていたのですが、違う列車を予約する方でした。四国を走るアンパンマンの列車の切符を購入しようとしていらっしゃるようでした。9時50分を過ぎると窓口に呼ばれました。平日だったからか、通常のお客さんはおらず、３つの窓口を1つは通常のお客さん用に空けていて、残りの2つは私ともう一人の10時打ちの方の対応として使っていました。

9時55分になり、駅員さんが自分の腕時計を外し、それをパソコンの隣に置いて時刻を見つめていらっしゃいました。

駅員さんが10時を確認して、ポチッとボタンを一発押して…

見事に取っていただきました。すごい、奇跡でした(´；ω；`)ｳｩｩ

駅員さん全員にお礼を言いながら帰りました。嬉しくてみどりの窓口で一人だけテンション高かったので、お隣の10時打ちしていた人に見つめられていました（笑）

ちなみに私がみどりの窓口で10時打ちをしていただいてた時に、夫はインターネットで試みましたが、アクセスの集中でパンクしていて、予約画面までたどり着けなかったようです💦やっぱり10時打ちが無難だと思います。

SL人吉に乗ってみた☆

SL人吉に乗るために熊本駅に行きました。熊本駅は特急の宝庫で、いろんな観光列車が発着します。熊本駅は珍しく、観光列車が何番ホームに何が発着するかということが看板で出ています。

ホームへ上がると凄い人だった！

ホームへ上がり、西熊本駅方面からSL人吉は到着するので、西熊本駅方面のホームの端っこへ行くと、たくさんの人が居ました☆

いざ乗車！

SL人吉が到着した後、車内に乗り込みました。意外と椅子は狭く、子ども2人と大人2人で乗車したのですが、大人の席2人分しか購入してなかったので、席はキツキツでした💦

席はキツキツなのですが、SL人吉の客車には前と後ろに展望席があり、そこに子ども用の椅子があったり、絵本が置いてある場所があったりするので、どちらかというとあまり自分たちの席にはいませんでした。

SL人吉内で仲良くなった子どもたち☆

SL人吉でのお席は、4人掛けテーブルの2席を確保していたので、お向かいさんは知らない人でした。初めはご夫婦だったのですが、途中で下車し、その次は4人ファミリーの方だったので、とても仲良くしゃべっていました。また、展望席でも子どもが集まるので、お隣になったお友達と楽しくお話したり、おもちゃを見せ合ったりしていました。九州在住のお友達だったので、いろんな電車を教えていただけました♡

相席の中で2組の方とお話をしていたところ、ファミリーの方はキャンセルが出たため、自宅近くの駅から鳥栖駅まで切符を購入したとおっしゃられており、ご夫婦の方は熊本駅から途中の駅までなら空きがあったため、最後のSL人吉に記念で乗ろうと思って乗車したとおっしゃられていました。SL人吉でもキャンセルが出ることってあるんですね！キャンセル待ちも意外と狙えるかも！？

SL人吉と写真を撮るタイミング

SL人吉と写真を撮るのについつい到着した際に撮ってしまいがちですが、、、実は途中の停車駅で数分～10分程度停車しています。熊本駅で、SL人吉を乗車するツアーのガイドさんが「乗り遅れたら困るので、到着後すぐの撮影はおススメしません。途中の停車駅でSL人吉との撮影をお勧めします。駅によっては10分ほど停車するので、是非その時にゆっくり撮ってください」とおっしゃられていました。それを偶然聞いたので、私たちもSL人吉が熊本駅に到着したときはとりあえず乗り込み、そして途中の停車駅でSL人吉との撮影をしました。

SL人吉のお弁当と車内販売

SL人吉の車内ではお弁当や飲み物やグッズを販売しています。お弁当は事前予約でインターネットで購入して当日にもらいに行くということができます。私たちはそれをしたのですが、、、車内販売のビュッフェはとても混んでおり、並ばずに予約したお弁当をいただくことはできません。そもそも車内販売が出発して30分後あたりから販売を開始のため、子連れであの列に並ぶのはとても厳しく、結局下車1時間前くらいになって列が短くなり、そのタイミングでいただきに行きました。車内の通路はとても狭いため、ビュッフェに並んでいる人をかき分けて移動するのも、結構大変でした💦しかし、車内販売では、そこでしか買えないグッズがあるため、是非これから乗車される方は見てみてください♡

ちなみに車内販売のグッズは売り切れると販売は終わります。なので、どうしてもこれが欲しい！というものがある方は、やはり時間はかかっても早めに並ぶのがおススメです。

子連れでSL人吉に乗る際のポイント

通常の特急列車と違い、SL人吉は子連れで乗る場合はいくつかポイントを押さえておいた方が良いかと思います。

• 客車の通路は非常に狭く、他の特急列車のような幅の余裕はない。どこのスペースも狭いため、荷物はできるだけ減らした方が良い
• 2人×2の向かい合わせのシートだと、椅子と机の幅がとても狭いため、大人2人がそれぞれ子どもを膝に乗せるのは、とても難しい。子どもをお膝にのせてご飯は厳しい。なので、特に3歳以上くらいの子どもであれば、もう1席子ども用を確保するか、机と座席に余裕がある2人席のみのシートを予約するのが良い
• 他のゆふいんの森などの列車に比べ、日本人が多いため、お友達を作ると色々九州の話などを聞ける
• スーツケースはそれを置くスペースが車内にないため、頭上の荷物棚にスーツケースを置いておくしかできない。（ゆふいんの森などはスーツケース置き場があったり、そこがあふれるようであればデッキにもスーツケースが網をかけ固定して置いてあったが、SL人吉のデッキには誰もスーツケースを置いていなかった）なのでできれば頭上の荷物棚における大きさのスールケースで行くのが良いかも？？
• 子どもが前や後ろの展望デッキ、停車駅で外に出たりするので、貴重品を身につけれる小さいバッグを持っていた方が良い
• SL人吉のお弁当などを車内販売で売っているが、確保するのに時間と労力がかかるので、どうしてもこれじゃないと嫌！というわけでなければ、外で調達して、早めに食べてゆっくり車内を見て回るのがおススメ
• 乗車していると、乗車時間後半あたりで子どもが着られるコスチュームを貸してくれるので是非写真を！
• 車内販売のビュッフェの前でSL人吉号のスタンプが押せるので記念に持って帰ると思い出に♡
• 車内にはその日の機関士さんの紹介がされており、おもしろい
• SL人吉の車内にはたくさん機関車の模型が飾られているので必見！
• 1号車・3号車の客車にはトイレがあるので安心はできるが、結構混むことがあるので乗車前には必ずトイレに行っておいた方が良い

という感じです。

とうとうSL人吉のラストランが間近になってきました。是非乗りたい、撮りたい！という方は鳥栖や熊本へ足を運んでください♡