新築の注文住宅で施工不備がたくさんあって引っ越しを延期したので、『住まいるダイヤル』『消費者センター』『欠陥住宅関西ネット』『建築よろず相談』で建築士さん・弁護士さんに引っ越し延期の費用負担などを相談してみた

家の写真

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新築のお家を建てるのは、ものすごく夢のある、人生の中の一大イベントとなります。新築のお家を有名なハウスメーカーに注文住宅で建てました。まぁまぁ値段が高いハウスメーカーで建てたので、そんな大きな施工不備はないだろう、そう思っていたのが一転…こんな大きな会社で、こんなありえない施工不備があることに衝撃を受け、その時のハウスメーカーの対応も酷く、その時にどこに相談したらいいか見つけ出して『欠陥住宅関西ネット』と『建築よろず相談』に相談をした記事です。

目次

施主検査の時には気付かなかった施工不備

新築一戸建てが完成すると、施主検査があります。施主検査では、家を初めて案内され、「こんな感じです~」と一通り見せていただき、引き渡しの契約書にサインをしました。初めて見る新築の我が家。とても綺麗で、ウキウキしながら概ねざっと見る感じだったので、ものすごく細かく見る感じではなかったのと、大手のハウスメーカーなのでそんなありえない施工不備はないだろうと思って軽くみていたのが間違いでした。この時に戻れるなら、戻りたい、本当にそう思いました。契約書にサインし終わったので、引き渡し日まで一週間、引き渡しの1週間後に引っ越しという流れでした。ところが引き渡し日にハウスメーカーの人としゃべりながらクローゼットを見ていると…

クローゼットのポールに2か所ビスがない写真
クローゼットのポールに2か所ビスがないし、穴すら開いてない箇所もある

え…このクローゼットの中のポールに、ビスの穴3個中、2個ビスがないんですけど??反対側も、1個ビス足りないんですけど!?しかもクローゼットの引き戸3枚中、1枚ソフトクローズになってないんですけど!?

業者

あ・・・本当ですね。申し訳ないです。再度訪問して、修繕します。

え・・・こんなミスってありえるん!?これってよくあるものなの!?

その不信感をきっかけに、丸1日かけて、ものすごく細かく家の中をチェックしていきました。すると・・・

  • クローゼットの折れ戸をくっつけている蝶番のビスは緩んだまま穴に入っている
  • シューズボックス内の天板が歪んでいる上に、目立つ傷がある
  • 玄関の引き戸が平行に閉まらないので施錠不可な時がある
  • アイランドキッチン(キッチンに脚が付いており、床から浮くタイプ)の脚の固定がズレていたり、脚を支えるビスが穴ではないところに刺さっていたり、そもそも脚を固定するビスがない、アイランドキッチンの天板のビスが足りない
  • アイランドキッチン下の配管をまとめている箇所が2か所ともカバーがきちんと閉まっておらず、固定するビスが無かったり、ビスはあるけれど床に刺さっていない、間違ってあけた穴はそのまま、配管の穴を開けた時にできたと思われる大きなフローリングのササクレの傷がカバーの外まであり見た目が汚い
  • 本棚が水平に取り付けられていない
  • 書斎の机のワークトップが傾斜して取り付けられているため、脚が2本中1本、床から浮いている状態
  • 洗面台が水平に設置されていないのでワークトップに傾きが見られ、洗面台と壁に隙間も見られる。洗面台の鏡がズレて設置されているのできちんと鏡の扉が閉まらない
  • ダウンライトが天井ときちんと取り付けられていないため、カバーが天井から浮いているのが多数見られる
  • パントリーの可変棚の一部の天板が、手前と奥で違う高さに固定されているので天板が傾斜している
  • 扉の取っ手がきちんと取り付けられていないため、扉から浮いている
  • 手すりが傾斜している
  • フローリングに引きずった傷や墨出しの跡が多く、柄合わせもされていなかったり、フローリングがきれいに敷き詰められていないため、浮いてたり、隙間も見られる
  • 脱衣所のフローリングを防水のフローリングにしているのに、フローリング自体に穴が空いていたり、隙間が見られたりしていて、防水のフローリングにした意味がない

という感じでした。

折戸のビスがきちんとハマっていない状態の写真
折戸のビスがきちんとハマっていない
ネジを止める部分を間違っていると思われる写真
ネジを止める部分を間違っていると思われる
キッチンを支える脚がズレている部分や、ビスの跡が残っている部分の写真
キッチンを支える脚がズレている部分や、ビスの跡が残っている部分
キッチン内部のL字の留め金にビスが一本足りない写真
キッチン内部のL字の留め金にビスが一本足りない
キッチン下の配管部分のカバーを固定するビスが浮いているし、ビスを入れ間違えた?跡がそのまま残っている写真
キッチン下の配管部分のカバーを固定するビスが浮いているし、ビスを入れ間違えた?跡がそのまま残っている
ダウンライトのカバーが天井から浮いている写真
ダウンライトのカバーが天井から浮いている
コンセントのカバーが浮いている写真
コンセントのカバーが浮いている

おそらく最初の施工不備のきっかけが無かったら、ここまで見つけ出す作業もしなかったので、気付かないか、気付いてもまぁしょうがないか…くらいですんでいたと思います。アイランドキッチンは、ものすごくこだわって、そこそこ値段が高いメーカーのものにし、そのメーカーから委託された業者が設置しに来たのですが、あまりにも組み立てや設置が杜撰でした。どの部屋にも施工不備がある、以前の家に比べて新築の家は面積が3分の2の狭さになっているので、施工不備を修繕するには荷物の量が多く、住みながらの修繕は業者の出入りもあり、入居してしまうと安全面的にも難しいだろうと判断しました。引っ越しの予定は1週間後でした。どうするか迷った末、1週間後の引っ越しを延期することにしました。そしてあまりにも杜撰な施工だったので、ハウスメーカーに「引っ越しの延期に伴う費用を負担してもらうこと」と、「再度家の各部分の検査を実施する」とこを交渉してみました。

ハウスメーカーと引っ越しの延期に伴う費用負担と再検査を交渉してみた

あまりにも杜撰な施工に、こちら側も許容できず、「引っ越しを延期したことに関する必要な費用を負担すること」「施工不備が散見されるため、きちんとできる箇所すべてを再検査する(ビスが取り付けられていない時点で、恐らく各部分の検査は未実施であることは明確だったため)」という要望をハウスメーカーに伝えました。

もちろんハウスメーカーは「施主側の要望を拒否」という判断でした。その理由として、

  • 施工不備に関しては修繕はする
  • 入居しながらでも修繕は可能なので、引っ越し延期に関する費用補填はしない
  • 検査は済んでいるため、再検査は不要であると判断

ということでした。

もちろんそのような事を言われても納得がいかなかったので、現場監督と上司と話をすることにしました。

新築を引き渡す際って、ハウスメーカーが責任を持って各箇所を検査してますよね?検査して合格を確認してからの家の引き渡しですよね。これって検査しているんですか?

業者

検査はしています。

じゃぁポールにビスがない状態は検査で合格なんですか?

業者

不合格です。

検査しているんですよね?なんで不合格の状態なんですか?

業者

検査したんですけど…ビスが不足していました。

ビスが不足しているのに、検査は合格しているってどういうことなんですか?

業者

ヒューマンエラーかと思います。

人間はだれでもミスはします。ミスするのはいいんです。私も仕事でしますし。でもその人為的なミスを防ぐために、施工後に最後検査をするんですよね?

業者

そうです。

そのミスを防ぐために検査していて、合格している。でもビスがない。壁にビスをさした穴すらない。なんでですか?

業者

検査がされていないところが一か所判明したということです。

ということは、ほかにも検査されてない場所があるかもしれないですよね?だからほかにも施工不備があるんですよね?だったら再度この家の見える箇所だけで良いので、すべて再検査してもらっていいですか?きちんと各部分にビスがあるのか、正しい方法で取り付けられて設置されているのか、きちんと責任を持って家を引き渡してもらっていいですか?

業者

それは致しません。全て検査済なので。

…きちんと検査してないから、こんなにも施工不備があるんですよね?

業者

検査はしています。

あの、ハウスメーカーからしたら、「あぁ…ビス取り付けるの忘れちゃった」くらいだと思うんですけど、クローゼットって子どもがかくれんぼしたりしますよね?この大きさのクローゼットに入る量の洋服をかけたら、ポールが落ちてきたときってすごい重量だと思うんです。ビスを3つ挿し込むところが右側は1つしか入ってなくて左側は2つしか入ってない。それって耐久性弱くなりますよね?耐久性が弱くてかくれんぼしている子どもの頭にポールが落ちてきて当たったら、最悪死にますよね?安全性に関して責任って持たれてないんですか?こんな素人がパッと見てもわかるところのビスがないのを見落として、見えにくいキッチンの中も気になるから私が覗き込んで確認したらそこもビスがないのがわかって、じゃぁ家の骨格の見えないところのビスも忘れられているんじゃないかなって、不安に思いません?

業者

おっしゃる通りだと思います。

じゃぁこの家が安全かどうか、もう見えない範囲を確認するのは無理なので、見える範囲できちんと安全が確保されているのか、再検査してもらっていいですか?

業者

検査はしているので、再度検査はできません。

もうまともに話ししても無駄だな…

こんな感じの対応で堂々巡りでした。何日もかけて話をしましたが、本当に堂々巡りで、引っ越しはできるので延期の費用は支払わない、検査は済んでいるので再検査もしない、修繕はします、でも修繕にどれくらいの期間がかかるかはわかりません、という対応でした。

埒が明かないので、弁護士さんと建築士さんに相談することにしてみた

もう個人的なやり取りでは、まともに対応してもらえないということがわかり、仕方がないのでどこか専門的な方に依頼しようと調べてみました。

『住まいるダイヤル』に相談してみた

ネットで調べると、『住まいるダイヤル』というところに行きつきました。

一旦ここに電話してみたところ…

コールセンター

相談内容については理解しました。、入居者が引っ越しを延期したことについての補填はされるべきだと思うので、そこに関してを営業所の一番偉い方に相談してみてはいかがでしょうか?それでもだめなら、「住宅瑕疵保険」もしくは「建設住宅性能評価書」のどちらかをもっていると、無料で弁護士・建築士のペアで1時間話せ、相談できます。それでも難しい場合は、紛争処理を1万円で利用でき、ハウスメーカーと入居者の間に第3者が介入して解決していきます。

調べたところ、うちのハウスメーカーは全物件において原則として個別の保険加入は行わず、保証金を法務局に供託することで瑕疵担保責任の履行を確保する措置を講じていると言われたのですが、、、その場合はどうなりますか?

コールセンター

その場合はこちらの『住まいる相談』は利用できません。「住宅瑕疵保険」もしくは「建設住宅性能評価書」を持っている方が対象になるので…。ご自身で調べて建築士さんや弁護士さんに相談することをお勧めします。

もっかい調べ直しか~…

次の手を考えるために、消費者センターに相談してみました。

『消費者センター』に相談してみた

市町村には必ず消費者センターがあるので、実際に相談してみたところ相談先として出てきたのが、

  • 『欠陥住宅関西ネット』
  • 『建築よろず相談』
  • 『弁護士会から紹介してもらう』

という方法でした。消費者センター自体は法的拘束力も何もないので、確かにひどい状態ではあるものの、相談先しか紹介できないと言われました。

『欠陥住宅関西ネット』に相談してみた

消費者センターに建築士さんと弁護士さんがそろって相談を受けてくれるという『欠陥住宅関西ネット』を紹介されたので、電話で予約をし、予約をしました。だいたいのトラブルの経緯を聞かれ、持ち物と利用時間と利用料金(1時間3000円)をお聞きしました。

会場は大阪市内で、その時によってエル・おおさかであったり、大阪歴史博物館であったりするようです。建築士さん&弁護士さんのペアが数組いらっしゃって、その会場で複数の依頼者の対応をするという感じでした。その時はたまたま、他に依頼者がいらっしゃらなかったので、スタッフの方全員が相談に乗ってくれました。

相談会に持って行ったのは、

  • 図面や写真
  • 契約書
  • トラブルの経緯と、ハウスメーカーの対応と、自分の要望を簡易にまとめた書類

を持っていきました。ちなみにその時だけどうしても子どもを預けることができなかったので、子連れで行ったのですが、「今までで一番若い相談者さんだわ~笑」と迎えてくれました。会議室みたいな所だったので、子どもも過ごしやすかったです。ありがたかったです(´;ω;`)ウゥゥ

建築士さんと弁護士さんがざっと資料を見て、色々意見をくれます。私にくれた意見としては、

  • 施工不備が多くて酷い、業者はなにか期限が迫って焦っていたの?と思くらい杜撰
  • だが、引っ越しを延期せざる得ないような重度な欠陥がない
  • 大手のハウスメーカーなので、こういうトラブルには慣れており、向こうにも弁護士はついているので絶対に向こうの意見は曲げてこない
  • 大手のハウスメーカーだから、高いお金を払っているからといって、このようなトラブルがないわけではない
  • このハウスメーカーのお客様相談室は、相談しても意味がないくらい、何もしてくれない(「お客様相談しない室だよ。笑」と言われました。笑)
  • 今までこのハウスメーカーと多数戦ってきた経験で、このハウスメーカーが引っ越しの延期費用を補填した例はないので、相当難しいと思う
  • 依頼をされたらもちろん受けるが、依頼の費用と労力はやはりかかるし、こちらの意見が通るかというところは何とも言えないので、補填がされるかわからないという状況で戦っていくなら、覚悟を決めないといけない

という感じでした。どの建築士さんも弁護士さんもとても共感してくれたのですが、現実は厳しいなという印象でした。

弁護士会から紹介してもらった建築士さんの訪問

消費者センターから弁護士会から紹介してもらっては?という案内をいただいたので、弁護士会に連絡をし、建築士さんが2名で自宅へ訪問し、実際に家の中を確認してもらってアドバイスをいただくというのを紹介してもらいました。実際に現場を見てもらえてアドバイスをいただけるならと思い、依頼をしてみました。どんな感じだったのかというと、

  • 2時間で30000円
  • 実際にある施工不備は確認してもらえる
  • ほかに施工不備がないかというのは確認してもらえなかった
  • 書面では記録を残してはくれなくて、メモを取るのはいいと言われた。録音ももちろんダメ。
  • 確かに施工不備はあり、杜撰な状況ではある
  • 修繕するとハウスメーカーは言っているので、関係を悪くせずにそのまま修繕してもらうのが一番無難で、関係を悪くすると修繕に時間がかかる恐れがあるし、今後何十年という付き合いがあるので、関係は悪くしない方がいい
  • 今のハウスメーカーがいくら杜撰で対応が悪いといっても、他の業者を入れてしまいうと、保証がされなくなるので他の業者は入れてはいけない

という感じでした。今はとても冷静になったので、言っていることは妥当だと思ったのですが、相談をしたその時は、

この人たち、何のために来たの?ハウスメーカーと戦うためにお願いしたのに、私たちの味方というより、丸め込もうとしてる…。良好な関係保つのがいいのはわかってるけど、この状況じゃ無理じゃない?しかもこの相談、2時間って聞いててまだ1時間過ぎたとことなのに、片方の人、もう自分は話し終わったからって荷造り始めて帰ろうとしてるやん…それならほかの箇所も施工が正しいのか見て欲しい…

という感じで、この相談は、割に合わないなと感じました。学べるところはありましたし、当番制で建築士さんが委託されているようだったので、当たりが悪かったのかもしれません…。

余談ですが、リフォーム会社の知人も頼ってみた

余談ですが、この建築士さん2名の相談でモヤモヤしたので、以前住んでいた家のリフォーム会社のスタッフの方を個人的にお願いをして、ハウスメーカーが来る日に一緒に来てもらいました。建築士の資格は持っていないものの、そちらのリフォーム会社のスタッフの方の方がものすごく色々教えてくださいました。

  • 洗面台やキッチンは、組み立ての順番を間違って設置されているから、こんな杜撰なことになっている
  • 床の傾斜はどこまでがセーフでアウトか
  • 玄関の引き戸をどう修繕したらいいか

などを詳しく教えてくれ、ハウスメーカーに直接修繕の仕方を丁寧に教えてくださっていたので、修繕時に「前言っていた方法で、こうしてほしい」と言って、綺麗に修繕してもらえました。修繕に関しては、リフォームの方の方が専門性を発揮できるので、リフォーム関係の方を頼るのも、一つの手かもしれません。(もちろん個人的に来ていただいた謝礼はしました。)

『建築よろず相談』に相談してみた

消費者センターから弁護士さんと建築士さんが相談に乗ってくれる『建築よろず相談』を紹介されたので、行ってみました。電話で予約をし、大まかな相談内容を聞かれ、相談は1時間3000円とのことでした。

大阪市内の弁護士事務所で行われており、その時は弁護士事務所の一室で弁護士さん1人と建築士さん3人と話をしました。持ち物は、以前相談した建築よろず相談の時と同じものを持っていきました。そこで相談して言われた内容としては、

  • 引き渡しで契約書にサインをしているので、検査ができてない云々を言ったところで何の効果もない
  • 誰が見ても下手くそさと杜撰さが見られる施工ではある
  • ただ、その部分を追及しても、引っ越し延期の費用負担は払いませんの一点張りだと思う
  • 再検査を要求しても、しませんの一点張りだと思う
  • ほかにも施工不備があるかもしれないというのは、自分で見つけるしかない
  • 修繕が終わるまではハウスメーカーと関係を良くしておく方がいい、修繕が終わってやっぱり納得がいかないのであれば、紛争を考えてみてはどうか

という感じでした。ここまでで3か所に相談してみて、大手ハウスメーカーと戦うのは、相当労力と費用が掛かるんだなというのを実感しました。

この最後の相談で、「まぁ来週一か月点検ですし、その時に修繕の話を詰めて、とりあえず修繕だけ終わらせてから、また必要であればご連絡ください。もちろん一か月点検は来てもらう予定ですよね?」と聞かれ、「もちろん来てもらいます!」と答えたのですが、、、まさかの…。

まさかの一か月点検にハウスメーカーが来なかった

弁護士さんと建築士さんの相談後、ハウスメーカーとメールでやり取りするも、本当に返事が遅く、修繕の日程も決まらないまま、引き渡し後の1か月点検を迎えたのですが…

え…約束していた1か月点検、時間になっても来ないんだけど…。電話してみよ。あ、もしもし?あの、1か月点検に来られてないんですけど、今日ですよね?

業者

あ…お客様が怒っていらっしゃったので、ご自宅に行かない方がいいかなと思いまして、訪問しませんでした…。

えっと…、私、そちらに一か月点検は来ないでって言いました?

業者

おっしゃられてないですが、怒っていらっしゃったので…。

そりゃ怒りますよこんな状態。でも来ないでくださいとは言ってませんよね?一か月点検、今からでも良いので来てもらっていいですか?

業者

ちょっと別件で用事が入っておりまして、今日お伺いするのは難しいです…。すみません…。

この会社…やばいな…

怒っても仕方ないので、結局、1か月点検は翌週に実施してもらいました。ネットで他の方の施工不備などを見ていると、ハウスメーカーとモメるとその分長期化するというのは、この件で実感しました。一か月点検に来ていただいた際に、きちんと細部まで施工不備を見てもらい、修繕の日程を出してもらいました。修繕がスタートしたのは、引き渡しからおおよそ2か月後でした。

修繕中に発見した見えなかった部分の壁の施工不備で、ハウスメーカーの態度が急変した

言った言わないでモメないように、基本的にハウスメーカーとのやりとりはメールでしていました。それもあって、なかなか修繕の日程が進まず、修繕が始まったのは引き渡されてからおおよそ2か月後くらいでした。キッチンは組み立て方、設置の仕方はかなり酷く、『キッチンの一部分を交換してほしい』という希望は通り、キッチンの一部を交換しました。キッチンメーカーの業者がその際に壁に引っ付いていたキッチンの一部を壁から外すと…なぜか一部分だけ壁のシートが切れ端を使ったような感じで貼られており、しかもなぜかシワが…

キッチンの壁のこの部分だけ、中途半端な長さのシートが張られている写真
キッチンの壁のこの部分だけ、中途半端な長さのシートが張られ、一部剥がれているし、シワになっている
シートが一部剥がれている写真
シートが一部剥がれている
壁にしわが見られる写真
壁にシワが見られる

なにこの壁?なんでこの壁の部分だけが切れ端のシートをくっつけたみたいになってるの?しかもなんでシワがあるの?しかもコーキングも中途半端じゃん。

この壁…汚くないですか?キッチンで隠れてたから見えないですけど、隠れてるからってこんな汚い壁にされるの嫌なんで、壁も変えてもらっていいですか?

業者

もちろんです。すぐ発注します。

この部分はハウスメーカーではなく、キッチンメーカーの施工だったのですが、キッチンの組み立てが杜撰だったのも理解できるくらい、壁の施工も汚くてびっくりしました。

この部分はハウスメーカー側は知らなかったようで、キッチンメーカーの業者とハウスメーカーの業者がいらっしゃいましたが、その場の雰囲気は修羅場でした…笑。ハウスメーカーは焦りながら壁のシートを注文し、壁をすぐに修繕はできないので更に修繕は長引き…。ただ、この施工不備はハウスメーカーの中で今までの施工不備とは違ったようで、この壁の施工不備をきっかけにハウスメーカーの修繕体制はスムーズになり、他の修繕箇所も早めに修繕します!と一気にスムーズに進みました。この部分に関して、もしかしたら何かハウスメーカーを追及できる何かがあるのかもしれないと思ったのですが、戦う気力もなく、関係をこじらせるよりは早く修繕してほしかったので、もういいか…と諦めました。

大まかな修繕は引き渡しから5か月後に終わり、引っ越しをしました。ただ、引っ越し後に住んで気付く部分もあり…

え、クローゼットのポールの位置が手前過ぎて、扉を閉める時に洋服のハンガーが扉に引っ掛かって洋服が傷むんだけど…。しかも駐車場のシャッター、アプリで開閉できるって聞いてるのに、全く動かない…。

という感じで、予想通り、入居してからもハウスメーカーを呼んで修繕してもらいました。ポールは手前にずらしてもらい、その穴を修繕してもらい、駐車場のシャッターは通信機器の設置の仕方が間違っており、直してもらいました。こうなるの嫌だから再検査してほしいってお願いしたのに…。

結論としては、建築費用が高いから、安心・信頼できる家を建てられるわけではない。そしてハウスメーカーと戦うとなると、本当に難しい。

弁護士さん・建築士さんに何度も言われたことですが、『家を建てるのに高いお金を払ったからって、大丈夫という訳ではない』ということをつくづく感じました。「これだけの費用をかけているし、超有名なハウスメーカーだから、そんなありえない施工不備なんてないだろう、大丈夫であろう」そう思ったのが間違いでした。

そして、ハウスメーカーと関係を悪くすればするほど、修繕などが遅延して良いことはないというのも理解はできました。納得はできないですし、理不尽だとは思いますが、このハウスメーカーとたくさん戦ってきた建築士さんが、「このハウスメーカーに引っ越しの延期の費用を請求するのは、ほぼ無理だと思って欲しい。色んなケースで戦ってきたけれど、出たことがない。」とおっしゃられ、家に訪問した建築士さんが「ハウスメーカーと良い関係を保つ方がいい」というのは、今だから理解できます。最初はハウスメーカーと戦うつもりで、資料も詳細にたくさん作って準備をしました。ただ、実際引っ越しを延期した費用(賃貸物件の費用5か月分)のために、同じくらいの費用をかけて弁護士さんと建築士さんを雇い、出るかわからない延期の費用のために戦うのは、現実的ではないというのを実感しました。それを教えていただけたのも、自分にとっては為になりました。戦うのはいい結果にならないかもしれないというのを言われましたが、依頼はきちんと受ける姿勢を「欠陥住宅関西ネット」でも「建築よろず相談」でもしていただけていたので、本気で戦うのであれば、相談先としてとても良いとは思います。

結局私はハウスメーカーと戦うことを諦めたのですが、その代わりに隠れて見えなかった汚い部分を綺麗にしてもらったり、本当は予定していなかったものを資材が余った関係で便利なように変更してもらったりと、若干ハウスメーカーも歩み寄りの姿勢を見せていただいたので、人生の勉強かなと理解して、争うことはやめました。ただ、それは重大な欠陥がなかったからであって、家の事なので、重大な欠陥があって、確実に戦えるのであれば戦うのもありかと思います。

もう二度と家は建てない…と思いました(笑)注文住宅で夢のマイホームなんていらないから、建売で施工不備がない家が欲しいと思いました(笑)家の引き渡しは、ビス一本でも抜けが無いか、入念に見るくらいのレベルでしないといけないんだなということを学びました。

知り合いは、家の引き渡しの際はビスが入っているかどうか全部確認したと言っていたので、結構皆さん入念に見ているんだなと思いました。

ちなみに修繕時に人の出入りが多かったので、購入した室内カメラが重宝している

修繕の時に、ハウスメーカー以外にもキッチン・お風呂・洗面台・玄関扉のメーカーなどの多数の業者が来られました。引っ越しをしていなかったので貴重品はないものの、修繕中にさらに傷がついた場合や、不審な方が出入りしていたら記録として残るように、監視カメラを買いました。その時に重宝したのがこちらの室内監視カメラです。

  • 監視カメラの中では比較的安い
  • スマホのアプリで監視カメラを管理でき、動画も見られ、音声も聞こえ、会話も可能
  • 人を追跡する機能もついて、人の動作を感知したらその部分だけ録画してくれたりする
  • SDカードは128GBのを入れていると、動作感知した録画も1か月分は余裕で保存できる
  • ほぼ360度監視できる

という感じです。今も家には付けていて、誰が帰ってきたかも確認でき、子どもが携帯を持ってなくてもこの監視カメラで会話ができるので、とても便利です。

以上、新築に施工不備が見られて、建築士さんや弁護士さんに相談した話でした!

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この記事を書いた人

可愛い子どもたちに囲まれている2児の母です☆
子連れでお出かけしやすい場所を紹介していけたらと思います♪

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