最近、我が家はキッチンをリフォームしました。ガスのオーブンレンジは入居後すぐに壊れて物置になっており、最近になって食洗器の不具合が出だしたのがきっかけでリフォームすることにしました。我が家は中古物件を購入していたので、もうそろそろ自分が好きなキッチンの仕様にしたいなぁと思いリフォームすることになりました。

キッチンリフォームしたいんですけど…。どこのメーカーがいいですか?



まぁキッチン自体の売れ筋No1はクリナップかな。でもほかのメーカーに比べてちょっと高い。そのほかを考えるとリクシル・TOTO・タカラスタンダードあたりが選ばれているかな。



なんでクリナップってNo1なんですか?



クリナップはステンレスを売りにしている会社だから、キッチンのキャビネットの内部もステンレスにできて(※ランクによる)、害虫とかカビとか匂いに強いんだよね。デザイン性も良いし、機能性もレンジフードが自動洗浄の物もあったりしてて良いし、そこら辺あたりで選ばれているかな。



めっちゃいいですね!クリナップは、自動水栓とディスポーザは付けられますか?



あるよ。ただ、ディスポーザに関しては、確か指定された会社のディスポーザしか付けられなかった気がする。だからディスポーザはその会社のしか選べないよ。



あ、じゃぁクリナップにします!



えぇ!?ほかの会社のキッチンは見ないの?



子連れでショールームを見に行くの大変なんで…(笑)害虫に強くて、自動水栓とディスポーザー付けれて、自動で洗えるレンジフードついてるなら、もう欲しいものすべてそろっているのでクリナップにします!



よし、じゃぁクリナップのショールーム予約して見に行こうか!
我が家は結構害虫に悩んでいて、キャビネット内のステンレスを売りにしているクリナップを気に入ったので、クリナップ一本で選ぶことにしました。
梅田のクリナップのショールーム
高槻からだと梅田のクリナップのショールームが一番近いので、予約していきました。JRからも阪急からもアクセスしやすいので、とても便利です。
梅田のショールームは
- キッズスペースがある
- キッチンのおままごとがちょこっと置いてあり子どもが遊べる
- トイレが近い
- 飲み物をセルフで自由にとることができる
- ロッカーがあり、荷物が多くても預けてゆっくり見られる
というところで、子連れにはとてもありがたかったです。
ショールームでリフォーム会社の人とクリナップのスタッフの方と色々見てまわりました。



クリナップはランクがあって、セントロ・ステディア・ラクエラという3段階のキッチンがある。セントロが一番値段が高くてラクエラが一番安い。ただ、キャビネット内をステンレスにするなら、セントロかステディアになるんだけど、セントロは値段が高すぎるから、ステディアがおススメかな。十分機能は備わっているよ。
ということで、ステディアのランクに決め、見て回りました。
基本的にショールームは事前予約制で、予約するとスタッフがついて色々回って見積もりを作成してくださいます。スタッフの付き添い不要で自分たちで見る分であれば、予約なしでも見学できます。我が家はワークトップとシンクの組み合わせや、ディスポーザーの事でキッチンを決めるのに2か月ほどかかり、5回クリナップのショールームへ足を運びました💦



こんな悩んで時間かかるとは思わなくて、大変でした💦
ワークトップとシンクをオールステンレスにすることで、継ぎ目がなく掃除しやすい!



ワークトップとシンクをステンレスにすると、継ぎ目が無くなるのでお掃除がとても楽です。



めっちゃ良いですね!継ぎ目のカビや汚れが気になってたので…
じゃぁワークトップとシンクをオールステンレスにするのはどうかな?



うーん、でもオールステンレスだったら、業務用キッチンみたいな感じがしない?



そう言われればそうだけど、継ぎ目無くて掃除しやすいと思うけどなぁ…ワークトップを違うのにした方がいい?



違うワークトップとなると人工大理石かセラミックがあるけれど、少し値段は高くなりますね。ただ、おしゃれさと傷の付きにくさはありますね。特にセラミックになると、傷への耐久性はかなり高い。けれど、継ぎ目はできるので、継ぎ目がないのであれば、ワークトップとシンクを同じ資材にしないといけないです。ただ、セラミックとステンレスのシンクの継ぎ目は、以前よりかなり改善されていて、気にならない感じだと思いますよ。



やっぱりデザイン性が欲しいし、色合い見たらワークトップはセラミックがいいかな。



じゃぁそうしようか!
という感じで我が家はセラミックのワークトップ+ステンレスのシンクにしました。継ぎ目はあるので私としては継ぎ目がないのにしたかったのですが、リフォームの方がおっしゃるように、確かに継ぎ目は浅いので、まぁそこまで気にならないかな~と思い、夫が望むデザイン性を優先しました。ただ、オールステンレスのワークトップとシンクは、料理をがっつりする方とかだと、好きなデザイン&掃除のしやすさだと思います。我が家はセントロまでのランクは値段的に難しかったので選びませんでしたが、バイブレーションというステンレスのワークトップは、かなりおしゃれでおススメです。梅田のショールームに展示してあるので、是非見てみてください✨



ワークトップとシンクの素材で何度も悩んで決めるのに何度も足を運んで1か月くらいかかりました。あーだこーだ言いながら、結局ショールームに置いてあるのと同じデザインになりました。ショールームに展示されているのと同じにするのが、無難かもしれません(笑)
クリナップが推している「流レールシンク」や「水道水がシンクにあたる音の軽減」って実際どうなの?
クリナップが推している「流レールシンク」なのですが、排水口までに傾斜&道ができており、自然と生ごみなどが排水口に集まる仕組みになっています。


確かにきれいには流れていくのですが、シンク中央に置いてある生ごみなどは、他の作業で水を流していても、レールにはあまり乗っかってくれず、自然と流れては行きにくい感じです(細かいコーヒーの豆粒くらいは流れますが)。なので結局手で排水口までもっていっています。ただ、流レールシンクは無いよりはあった方がいいかなと思います。流レールシンクはショールームで実際に体験できます✨



クリナップさんのシンクって、吐水がシンクに当たる音を軽減しているシンクですよね?



そうですね。ご家族の会話が聞こえにくくならないように、水がシンクに当たる音を軽減するような仕組みになっています。



これ、結構クリナップの売りにしているんだよ。
「吐水がシンクに当たる音が軽減されている」というところですが、確かに以前使用していたシンクに比べると、家族の声は聞きとりやすくなっていると思います。整流時の水の音は無く、シャワー時の音の大きさとしては以前に比べて半減しているかな~という感じです。
クリナップが採用しているハンズフリー水栓ってどうなの?
我が家は「自動」がものすごく好きで、洗面所の水栓もハンズフリー水栓をチョイスしています。ハンズフリー水栓の何が良いかというと、
- 水栓レバーが子どもの手が届かない高さでも、ハンズフリー水栓ならセンサーに子どもの手が届きやすいので、子どもが一人で手洗いできる
- 子どもが遊んでいても水の出しっぱなしがない
というところです。洗面所にハンズフリー水栓をチョイスし、とてもよかったので、キッチンもハンズフリー水栓にしました。クリナップが扱っているハンズフリー水栓は1種類のみでデザインなどを選ぶことはできません。クリナップが取り扱っているのは、INAX(LIXIL)のハンズフリー水栓(浄水器兼用タイプ)でした。


このハンズフリー水栓は、
- 浄水器対応(しかも浄水器の交換目安は1年ほど)
- 水を出すセンサーは水栓上部の黒い部分と水栓の吐水部分にあり、自動で水を出すにはその2か所のどちらかに手をかざすと出る(水栓の吐水部分のセンサーは、オンオフが選択できる)
- 子どもがレバーに手が届かなくても、センサー部分に子どもの手が反応するのできちんと水が出てくれる
- カウンターが付いたキッチンだと、カウンターに手を伸ばして物を置こうと思ったら、センサーが反応してしまうけれど、慣れたら上手く避けられるようになり気にならない
- 吐水口部分がホースになっており、伸びるのでお掃除は楽
- シャワーの吐水幅が細いため、ペットボトルなどを洗うときに便利
という感じです。シンクで作業していると、結構手をかざしてしまい水が出てしまいますが、そこまでしょっちゅうあるわけではないですし、慣れてくると回避できるようになるので、そこまで気になりません。私は整流よりシャワー派なのですが、シャワーの吐水がこんな感じの狭い幅なので、ペットボトルが洗いやすく、とても楽です。




クリナップが採用しているアメリカの会社エマソンのディスポーザってどんな感じ?



ディスポーザ、本当に付けるの?結構ディスポーザの値段は高いから、元々ついているキッチンを使っていても、次は付けない人も多いんだけど、付けるの?



ディスポーザは付けます!ごみの臭さが全然違うので💦
ディスポーザは生ごみを砕いて排水口に水と一緒に流す機械で、マンションにはよくついいていますが、条件が合えば一軒家にも付けることができます。我が家は前住んでいた人がディスポーザを付けたキッチンにしていたので、ディスポーザの便利さを知ってしまい、次のキッチンにも絶対に必須なアイテムでした。



クリナップのキッチンに対応しているディスポーザは「エマソン」というアメリカの会社のディスポーザ1種類のみでね、クリナップはディスポーザを購入しても取り付けてくれないから、取り付けてくれる業者を挟まないといけないよ。何かディスポーザでトラブルがあったら、その取り付けた会社が対応してくれるからね。
ただねぇ…エマソンのそのディスポーザ、他の会社のディスポーザを見てて思うけど、投入口が小さめなんだよね。それでも大丈夫かな?



エマソン一択しかないので、それにするつもりですが、もう一度ショールーム行って見てきます!
ショールームへ行くと、エマソンのディスポーザがありました。AC105-Bというディスポーザーで、実際に動かしてみることができるので、試運転させてもらいました。
エマソンのディスポーザは、
- 確かに投入口はほかの会社に比べて狭いけれど、想像していたよりは広く、実際使用してみて困ることはない
- ディスポーザ使用時の音が、以前のディスポーザに比べて静か
- よくあるディスポーザは刃が回転して粉砕するけれど、エマソンのディスポーザは歯がなくて特殊な構造で引きちぎってすり潰すという仕組み
- 梅干しの種も粉砕できる力がある
- 生の鳥肉の皮や玉ねぎの皮は粉砕しにくい
- ディスポーザをオンオフするためのスイッチを作ってそれで操作する
- プラスチックスプーンを間違って投入したなどの時に停止した際は、アメリカ製の特殊な工具でディスポーザを粉砕する補助をしなければならなくて、その工具1本をいただくけれど、それをもし失くしたら業者に発注してもらわないといけない。そこら辺のコーナンなどのお店には売っていないらしい。
という感じです。






投入口の幅なのですが、ディスポーザに玉ねぎを置いてみると、こんな感じです。


玉ねぎがちょうどハマる大きさなので、野菜などを切った後の生ごみで、切らないとディスポーザに投入できないのは、キャベツや白菜の1玉分の芯くらいかなぁ?と思います。
以前使用していたディスポーザは投入口の蓋があり、蓋を回転させてオンオフする形だったのですが、エマソンはスイッチがあるので、蓋をする手間がないのが良いです。そして何と言っても梅干しの種でも粉砕できる力と、静かなのがとても気に入っています✨



エマソンのディスポーザがどんなのか知りたくていろいろ検索してみたのですが、あまり出てこず…実際どんな感じなのかなぁと不安でしたが、とてもよかったです!
ちなみに動画にもあるような投入口のシンクバッフルという黒いゴム製の蓋?のような感じの物ですが、私は基本的にディスポーザを稼働する時のみシンクバッフルを付けていて、それ以外はシンクの網のところに置いて、乾かしています。


理由としては、
- 汚れやカビが発生しにくいようにするため
- 投入口が広くなって、動画のように生ごみを押し込まなくても勝手に生ごみがディスポーザへ入ってくれる
というところです。シンクバッフルを外したままディスポーザを回すことはできますが、かなり水が飛んでくるので付けておくのが無難です(笑)
間違ってディスポーザにものが入ってしまった際は100均で購入したトングで取っています。トングはいつも洗剤置き場に立てています(ちょうど洗剤置きの奥の角がトングを立てるのにいい幅になっていて便利)。玉ねぎの皮が流れ切らなかった時に、このトングを使用して、拾ってごみ箱へ捨てています。




「洗エールレンジフード」ってどんな感じ?



クリナップでは、自動洗浄してくれるレンジフードも販売しています。



あ、じゃぁそれでお願いします!



それも自動洗浄にするの!?ちょっと値段高いけど、いいの?



クリーニングに来てもらうことを考えたら、少し高くても自動でいいかなと思います!



全部自動だねぇ~笑。2か月に1回洗浄していたら、10年くらいは掃除しなくてもいいから便利だと思うよ。




洗エールレンジフードの洗浄の仕方は、給水トレイにお湯を入れ、そのお湯を吸ってファンフィルターを付けおき洗いし、排水トレイに汚れた水が排出されるという感じです。




このレンジフードの良さは、
- 給水・排水トレイ自体も食洗器で洗える
- レンジフードの洗浄の時期になると教えてくれる
- 風量を自動で認知し、調節してくれる
- コンロとレンジフードが連携していて、コンロを付けると換気がオンになり、コンロを消すと、一定時間経過したらオフになる
という感じです。よくレンジフードを消し忘れていたりするため、調理が終わった後に自動でオフになってくれるのはとてもありがたいです✨まだリフォームして2か月経っていないので、洗浄自体は使用したことがないのですが、本当に自動ってありがたい…!と思います!
余談ですが、キッチンの壁をマグネットが張り付く壁にすると、やはりとっても便利だった
キッチンをリフォームするにあたり、せっかくなのでキッチンの壁もマグネットが張り付くタイプにしてみました。
キッチンの壁って、意外とキッチン用品を釣ったりするのに引っ掛けを付けていることが多いのですが、両面テープを貼るのがめんどくさく、たまに落ちてくるのを再度貼りなおすのもめんどくさかったです。それが、リフォームでマグネットを張り付けられるものに変えると、断然使いやすくなり、とても楽になりました。山崎実業のマグネットタイプの物入れなどが、とても便利で使いやすく、スパイスボトルも壁にペタッと張り付けれるので、とても楽です✨
山崎実業はちょっと値段は高いものの、重さの耐久力もよく、長持ちするので好きです。キッチンは上の3つを使用していますが、浴室は水が濡れるので、マグネットの金属部分が露出していない山崎実業の物入れなどは、サビで壁を傷つけないので重宝しています✨
さらに余談ですが、我が家が使っている浴室のおもちゃ置きが下のこれで、水に濡れたおもちゃを置いていても赤カビや黒カビが付かず乾燥し、ラック満杯におもちゃを入れていてもズレてこなくて、もう100均のラックには戻れなくなりました…💦
以上、クリナップのキッチンでディスポーザ・ハンズフリー水栓・洗エールレンジフードを付けてみたら、めっちゃ楽だった記事でした♡
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