JR貨物って知っていますか?様々な荷物をコンテナに入れて、機関車で運んでいる会社です。高槻市周辺だと、こちらの記事に書いてある百済貨物ターミナル駅・安治川口駅・吹田貨物ターミナル駅が近いターミナル駅になります。
ネットを見ていると、吹田貨物ターミナル駅の見学ツアーを見つけました。応募しよ~!と思い、応募のフォームを見ると、なんと『意気込みを書いてください』という欄がありました。。。
電車の見学ツアーで意気込みを語るの初めて見たー!ねぇ応募しようよ!
いいけど、5人~30人の募集って書いてあるから、当選する確率低いかもね~
5人~30人!?うわあぁ・・・無理そうだけど、一応ダメ元で応募する!
と言って、意気込みを色々考えて応募しました。すると、、、
600人の応募数の中から30人の当選者の中に選ばれました!選んでいただきありがとうございます!!!
なんとまさかの当選で、メールをいただいたときは変なテンションでした☆
吹田貨物ターミナル駅のイベント
吹田貨物ターミナル駅のイベントは初めてで、ちょっと不安でした。
めっちゃ鉄道好きの人が来ているのかな?ターミナル駅は全長7kmだけどどんな感じの見学なんだろう。。。子連れで大丈夫??
不安がいっぱいの中参加したのですが、、、子連れが多く、とても体調に気を遣っていただき、子どもに対して色々なサービスもしてくれました♡
めっちゃ楽しかった!
ね~!あっという間の幸せな時間だった!
と、JR貨物の魅力に引き込まれた感じでした♡
こちらのイベントでは撮影はOKでたくさん写真を撮らせていただいたのですが、SNSなどの掲載はNGだったため、載せていません。使用している写真は別の機会に撮影した機関車などになります。
JR岸辺駅~吹田貨物ターミナル駅までの移動
「JR岸辺駅に集合」と書かれていたのですが、JR岸辺駅からどうやって行くのかな(・・?と思っていたのですが、JR岸辺駅北口の端っこに、駐輪場がある地下道があります。そちらの中に入ると、駐輪場と南口へつながる通路があります。その途中に扉があり、そこが吹田貨物ターミナル駅につながる入口でした。
そこからずーっと大阪方面に10分ほど歩くと、JR吹田貨物ターミナルの事務所があるので、そちらに入りました。
JR貨物ターミナルの事務所でお話を聞く
JR吹田貨物ターミナルの事務所で30分ほど吹田貨物ターミナル駅ができるまでのお話や、吹田貨物ターミナル駅にいるスタッフの平均年齢や人数などのお話を聞かせてもらいました。
そのお話の中で「へぇ~!」と関心を持ったのが、
- 梅田貨物駅の移転が決まり、梅田貨物駅の機能をそのまま吹田へ持ってくるのは大きすぎて難しかったため、梅田貨物駅の機能の半分を吹田へ、半分を百済へ分散させた
- 吹田貨物ターミナル駅を作るときに騒音などの問題で地元の方の反対もあり、話し合いを重ねて行き交うトラックなどの数の制限・貨物の量の制限・フォークリフトなどは低騒音型を採用などの制約や配慮を決めた
- トラックなどの数の制限はターミナル駅に入る入口にカウントする機械を置いており、それが吹田市役所で「今日の車の数は〇台」と出ているらしい
- スタッフの方の平均年齢は29歳~30歳くらい
- 吹田貨物ターミナル駅にいるスタッフの方の人数は90人程度
- 一日の出勤者数は45人くらいらしい
というところです。
あんな多い量のコンテナをこれだけの人数でやりくりしているのがびっくりでした!
実際にターミルでコンテナや機関車を見る
吹田貨物ターミナル駅の概要が終わると、ターミナル駅の事務所を出て、実際に機関車やコンテナ等を見に行きます。
- コンテナ内に実際に入る
- -25℃の冷凍コンテナに入る
- (大きいコンテナと小さいコンテナそれぞれを持てる)フォークリフト2種類のコンテナを積む場面を見る
- 100均で売っているコンテナの同じ番号のコンテナを用意してくれていて、100均のコンテナと実際のコンテナを一緒に写真撮影
- エコレールマークちゃんの着ぐるみと一緒に写真撮影
- 機関車の連結の切り離しを見る
という感じでした。
100均で売っているコンテナはこれです。
我が家もこのコンテナの入れ物が実際にあり、「30D-98」という同じ番号のコンテナを実際に撮らせてもらいました。また、Research Cabinというコンテナで唯一、人が乗ることができる(検査のため)コンテナがあり、そちらも展示・フォークリフトの移動に使用されていました。
Research Cabinは日本で2つしかなく、見れるのはレアだそうです。
すごくレアだったね!
JR吹田貨物ターミナルの事務所の屋上で景色を見る
最後は吹田貨物ターミナル駅にある事務所の屋上から、周辺の景色と、通過・入線してくる機関車を見ていました。見たのは桃太郎とEF65の機関車です。貨物ターミナルのところに機関車の車庫があるのですが、屋上からその車庫の奥にある車庫が見えました。そこを見ていると、普段電車の中から見られない車両が見られました。写真を撮って拡大してみると…
こんな感じの車掌車が2両停車していました。廃車ですかね・・・?
サメと呼ばれているEF66ですが、窓ガラスがなく、車体も断裂していました!廃棄作業中ですかね💦
こんなところで103系を見ることができるなんて、、、!こちらもきっと廃車ですかね?
という感じで、普段では見えづらい場所まで見えて、とてもおもしろかったです☆屋上で機関車を待っている時にスタッフの人と話していると…
西濃運輸のコンテナがあそこにあるじゃないですか。このコンテナにキティちゃんが付いているコンテナがあるのご存じですか?
え!?知らないです!
SDGsの取り組みを進めているということで、サンリオのキティちゃんが描かれたコンテナがあるのですが、それは全国で2つしかないので、見ることができたらとてもラッキーなんですよ。
そうなんですね!これから西濃運輸のコンテナを見たらキティちゃんがいないかチェックします!
他にも色々とお話をさせていただき、とてもおもしろかったです。
最後にエコレールマークちゃんとの撮影と物販があった
最後事務所の会場に戻ると、エコレールマークちゃんと段ボールで作った機関車に乗って撮影ができました☆段ボールの機関車ははEH500(金太郎)・EF210(桃太郎)・EF65などが置いてあり、、、
機関車のおすすめはEF65だよ!もう来年か再来年に無くなるからね~!
EF65無くなっちゃうんだ…💦
と、EF65があともう少しで無くなってしまうことを知りました💦寂しいですね(´;ω;`)ウゥゥ
その後は物販があり、貨物のリュック・ポーチ・レッドサンダーなどのハンカチ・ブルーサンダーの懐中電灯・クリアファイルなどを販売していました。ブルーサンダーの懐中電灯は電池&ダイナモライトだったので、災害の時にも役に立つかなぁと思い、購入しました☆クリアファイルは貨物のこういったイベントでしか販売していない、スタッフが作成したクリアファイルのようで、とてもカッコよかったので購入しました♡
最後に子どもへのお土産で機関車のシールや塗り絵や迷路をいただきました。1グループ1つずつ、ノート・ペン・マスク入れもいただきました。とても皆さん優しくて、体調も気遣いながら見学を進めてくださり、嬉しかったです☆
貨物は身近なものを運んでくれている☆
貨物は意外と身近なものを運んでいます。エコレールマークというのを見たことはありますか?
二酸化炭素の排出量が少しでも少ない貨物輸送をしている商品に対してエコレールマークが付いています。例えばサランラップやカゴメのケチャップ、ブルボン ミニなどがその対象になっております。あの商品などは貨物で運ばれているんだなぁと想像すると、ワクワクしますね!そして引っ越しなども意外と貨物も利用しています。3月下旬あたりは吹田貨物ターミナル駅で1日80件ほどの引っ越しを取り扱うこともあるようです。
思ったよりも貨物って身近なんですね!
宅配便が早く届くのは、こういった貨物輸送が整備されているからなんですね!貨物輸送を選択できる機会が私たちにもあったら、是非したいですね☆
以上、吹田貨物ターミナルの見学に行ってみた記事でした♡もうこんな経験できるの一生に一度かもしれないと思うと、本当に素敵な経験をさせていただきました♡素敵な機会をいただき、ありがとうございました♡
コメント
コメント一覧 (2件)
ブログ記事拝見しました。
吹田貨物ターミナル駅長の樋口と申します。
当日はご参加いただきありがとうございました。またイベントの内容を詳細に記事にしていただき感謝します。(あんなさんの観察力と文才に脱帽です笑)
駅のセキュリティ面などの事情により写真のSNS掲載をNGとさせていただきましたが、(大人の事情でスイマセン)ブログ記事により当日の様子が良く分かりました。
貨物鉄道輸送は地球環境に優しいというメリットがありますが、まだまだ認知不足な部分や課題も多いのですが、このような機会で皆様にまずは知ってもらうという取り組みをしています。
また何かの機会にお会いできればいいですね。
引き続き宜しくお願いいたします!
ちなみに今日明日と吹田メイシアターで開催の吹田産業フェアにもわずかなブースではありますがJR貨物として出展させていただいております。
JR貨物 吹田貨物ターミナル 樋口駅長様
こんにちは!先日は大変お世話になりました。とても貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。子どもも大人も、とても楽しかったです。
色々とお話もさせていただき、このような形で貨物に関わる方々とお話しできる機会は今までなかったので、とても嬉しかったです。
この経験を元に、これからも貨物の魅力を伝えていきたいと思います!また是非お会いできたら嬉しいです。
本当にありがとうございました!吹田産業フェスタ、時間があればお伺いしたいと思います☆