高槻周辺で電車を見ていると、たまーに珍しく新型車両を機関車が牽引している姿があります。たまたま撮れた写真や動画がこちらになります。
なんで東京の新型車両が高槻周辺を通っているの??
近くに電車を作っている工場があるからねぇ!
そうなの!?
高槻から気軽に行ける電車を作っている工場だと、東大阪と神戸の2か所あります。今回はその電車を作っている工場を見に行ってきたので、子連れでその工場に行ったらどんな感じなのか、お伝えできればと思います!
工場では撮影禁止エリアがあります。以前は撮影禁止ではなかったようですが、撮影者の混雑で一般道に影響が出たのか、規制が厳しくなったようです。見に行く際は、撮影禁止エリアに注意しながら楽しんでくださいね!また、こちらのブログでは撮影禁止と張り紙がない場所も一応写真はダメかな…と思い、車両の写真は一切載せていません。工場周辺がどのような感じなのか、どの方向に電車が見えるのかなどは、GoogleMapsのストリートビューを載せているので、そちらを見ながら確認してください☆
東大阪にある「近畿車輛株式会社」
東大阪にある徳庵駅には「近畿車輛株式会社」という会社があります。国内の車両だけでなく、海外の車両も作っている会社ですね!
徳庵駅に到着すると、さっそくホームの端っこにUrara(岡山の新型車両)が停車していました。恐らく完成して、あとは牽引して出発するのみ、という感じなのでしょう!
近畿車輛株式会社に100系新幹線がいる
近畿車輛株式会社に100系新幹線がいます。地図で確認するとこちらになります。
100系新幹線を見る方法としては、会社内に立ち入りができないため、電車から見るのみとなります。徳庵のさらに先にある「鴻池新田駅」というところに着くまでに見られるので、100系新幹線を見たい方は電車の中から見ましょう☆
近畿車輛株式会社の歩き方
徳庵駅を東口方向に降りてからは、地図のように歩きます。
白い柵がずらーっと並んでいるため、上の地図の到着点までは何も見えません。ひたすら道に沿って行くと、柵の上部からちらっと車両が見えてきます。Google Mapsで見ると、こんな感じです。ここらへんから「撮影禁止」の張り紙が柵に貼ってあります。
なんか車両が見えてきた~♡
さらに道のつきあたりまで進むと、色々な車両が置かれているのが見られます。Google Mapsで見ると、このような感じですね。
車両の上部しか見えませんが、とてもワクワクしますね!私たちが行った時には、
- 何の車両かわからない白と青色ラッピングの車両1両
- Uraraのほぼ完成してそうな車両
- 丸の内線の塗装していない銀色の車両
- 南海電車の車両
が置いてありました。こんな感じで作っているんだな~というのがわかります。
子連れお散歩のポイント
徳庵駅から近畿車輛株式会社へは子どもの足で15分~20分程度かかると思います。なので
- トイレは駅で済ませておく
- コンビニが駅前にあるので飲み物などはそこで調達する
- 車が行き来するので、歩くときや見るときは車に注意する
といったところがポイントですね。ちなみに徳庵駅前にはたこ焼き屋さんの「てこや」があります。摂津富田駅前にもあるトロッとした美味しいたこ焼き屋さんですね☆子どもが頑張って歩いたので、おやつとして購入して食べましたが、お店のスタッフの方がとても優しく、ラムネもいただいちゃいました♡
川崎車両株式会社
兵庫県神戸市に川崎車両株式会社という川崎重工が作っている車両の会社と工場があります。
和田岬線から川崎車両株式会社は見える??
兵庫駅に到着すると、和田岬線という路線があります。兵庫駅から和田岬駅という1駅だけの線路なので、恐らく和田岬駅周辺の工場勤務の方が使用する路線かと思います(1駅だけの路線ですが黒字だそうで…なので仕事で利用される方が多いんでしょうね!)。ちょうど川崎車両株式会社の隣を通過するので、川崎車両株式会社を電車から眺められるのかな~?一度乗ってみようかな~と思ってホームを見てみたのですが、なんと休日は1日2本でした・・・( ゚Д゚)
休日の日中に兵庫駅に行ったので、発着する電車はなく、改札も閉ざされていました!とても珍しい様子でした!
兵庫駅から川崎車両株式会社まで歩いてみた
兵庫駅から歩いて20分ほど歩くと、和田岬線の線路と川崎車両株式会社の工場が見えてきます。
和田岬線の線路と川崎車両株式会社の工場の間には踏切があります。ここには川崎車両株式会社の工場には門があり、和田岬線の線路から工場の門の中まで線路が伸びています。新しく作った列車をこの線路を使用して和田岬線へ送り出すようですね。
私たちが見に行った時は、新しい新快速の車両が停車していました☆
連結器に青と黄色のテープが巻かれていましたが、車両自体は新快速そのものだったので、もうすぐそのテープが解かれて送り出されるんでしょうね♡
こちらの川崎車両株式会社の工場の門には撮影禁止の紙が貼られていました。なので撮影はできませんが、Google Mapsのストリートビューで確認すると、こんな感じです。私たちが行った時は、緑の門の奥に新しい新快速が停車していました。
川崎車両株式会社の工場の有名と思われる場所
踏切を見た後は、そのまま真っ直ぐ歩いて、下にあるGoogleMapの道順で歩きます。
道を歩いていくと、下のGoogle Mapsに写っている様子の場所に到着します。
左右に工場がありますが、この真ん中の道は一般道で、この部分は踏切とされています。車両を移動させる時に、この踏切を使っているようです。こちらの工場の門には写真撮影禁止の紙が貼られているので、工場内にいる車両の撮影はできません。守衛さんがいらっしゃいますが、撮影さえしなければ、見ていても特に何も言われることはありません。ただ、撮影しないように注意しているためだと思われますが、守衛さんの視線はよく感じました(笑)
工場内には新快速と新しい九州の銀色のレッドサンダー(EF510-300)がいたよ!九州のレッドサンダーは関西では見られないから、とっても嬉しかった!
この場所にある線路を見ていると1つの線路に3つのレールがあります。三線軌条というようですが、例えばJRの在来線などの電車と新幹線は線路の幅が違います。幅が違う車両でも1つの線路で走行できるように、1つのレールは常に使い、残りの2つのレールで車両の幅に合わせてレールが敷かれています。それを足元で実感できるのは、面白いですね!
新幹線ひかり号・特急こだま号展示がある
先ほどの門をそのまま真っ直ぐ行くと、新幹線ひかり号・特急こだま号展示があります。間近でこんなひかり号やこだま号が見られるの、素敵ですね!
対岸から見える川崎車両株式会社の工場
先ほどの有名そうな門の場所から少し戻り、川崎車両株式会社の工場の対岸付近まで行くと、とても綺麗に川崎車両株式会社の工場が見えます。
御崎橋から見える工場
御崎橋は先ほどの有名そうな門の場所から10分ほど歩くとあります。御崎橋から川崎車両株式会社の工場側を見ると、作られている車両が見えます。
私たちが見たときはお正月明けてすぐだったので、車両前面にブルーシートがかけられていました。
EF52が保存されている!?
御崎橋の手前にも川崎車両株式会社の工場の門があり、こちらの門から遠くに昔の電気機関車が見えました。調べてみるとEF52という形式で100近く前の電気機関車みたいですね。
せっかくの貴重な電気機関車なので公開してほしいですね!
高松橋から見える工場
御崎橋から徒歩10分くらい歩くと、高松橋という場所に着きます。進行方向右側を見ると、川崎車両株式会社の工場が見られます。高松橋は御崎橋よりも川崎車両株式会社の工場がよく見え、作っている車両がずらっと並んでいました☆
ここでも、お正月明けだったためか、車両すべてにブルーシートがかけられていました!ある意味珍しい光景かもしれません☆
子連れお散歩のポイント
兵庫駅を出てから高松橋辺りまでは、あまりお店などもありません。工場を一周するのに1時間ほどはかかると思うので、兵庫駅で事前にトイレや買い物は済ませた方が良いと思います。高松橋まで行くと、イオンがあるのでトイレやご飯などは困らず、公園もあるので少し休憩ができます。
川崎車両株式会社の工場をお散歩するための駐車場
川崎車両株式会社の工場周辺は広いのと、高槻駅~兵庫駅が片道大人一人で1000円弱するので、車で行くのもありかなぁと思います。おススメとしては、先ほどの紹介したイオンの駐車場と、もう一つがこちらキャナルサイド浜中住宅時間貸駐車場になります。
1~2時間程度の駐車なら、キャナルサイド浜中住宅時間貸駐車場が安くていいかなと思います!
車両工場を見に行って感じたこと
高槻から気軽に行くことができる車両工場を2か所見に行って感じたのは、子連れであれば川崎車両株式会社の工場が抱っこをしなくても車両を見やすく、見れる場所の種類が多いので、見応えがあるかなと思います!交通費は少し高めですが、何度も行きたくなるような場所ですね!
恐らく電車に関するいろいろな情報を持っている方だと、「あの車両がいつ出発して~」という情報を得られるかと思いますが、一般人だとそのような情報を得るのは難しいと思います。ですが、いつ行ってもなんらかの車両を作っていて、普段近くで見ることができない車両を、しかも作っている最中の車両を見れるなんて、鉄道ファンからしたらとても嬉しいですね♡
是非子どもと一緒に車両を見に行ってみてください♡
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