高槻に来て、高槻すご~い!と思ったのが、乳がん検診です。なんと30歳から無料で検診を受けれます。これってすごいんです。30代の皆さん受けてますか!?
高槻の乳がん検診の対象年齢を見て、ビックリした!
高槻市では、乳がん検診を30歳以上の女性を対象に無料で行っています。
これって凄いんです!私が今まで住んでいた市町村は40歳以上の女性が対象でした。
近隣の市町村を調べてみると、
- 枚方市→40歳以上の女性
- 島本町→40歳以上の女性&30~39歳で血族2親等以内に乳がん家族歴がある女性
- 茨木市→40歳以上の女性
高槻市は近隣の市町村より幅広い年齢を対象に検診を受けさせてくれるんです。30歳以上の高槻在住の女性の方、検診は是非受診してください!
※助成は2年に一度なので、昨年度に乳がん検診を受診されている方は高槻市の乳がん検診は受診できませんのでご注意を。
※30代の方はマンモグラフィではなく超音波検査のみ、40代以上の方はマンモグラフィのみのようです。
乳がん検診を若くても受ける理由
乳がん検診は受けたことがありますか?まだ30代だし…他の市町村では40代からだし…と思っている方、自分は乳がんになる年齢ではないと思っていませんか?
私が以前看護師として勤務していたところで、20代後半の乳がんの方がいらっしゃいました。その方は結婚を目前にして、お亡くなりになられました。「結婚したい。彼と幸せになりたい。」そう言いながら、願いも叶わずに、お亡くなりになりました。その時の私は彼女よりも年下で、私自身も同じ時期に結婚したので、とても悔しく、そしてこの年齢で亡くなることにショックでした。
確かに乳がんは30代より40代の方が多いです。けれど30代後半から乳がんになる人は増加していきます。

その年によって若干変化はしますが、約10人に1人が乳がんになると言われています。子宮頸がんは約30人に1人と言われていて、学校のクラスに例えるとクラスに1人くらいですが、乳がんはクラスに3人くらいのイメージです。多いですね…。

がんは早期発見が大事です。早く見つかれば助かる命もあります。「自分は大丈夫」ということは決してありません。いつ自分の身に降りかかってもおかしくはありません。
私も乳がん検診を予約するために検索してみた
さて、実は私は20代後半から乳がん検診を受けていました。親戚に乳がんに罹った人が2人いてたので、私の姉妹も乳がん検診を受けています。高槻に引っ越して、「30代も受けれるの!?嬉しい!」と思い(実費だと医療費が高いんです。マンモグラフィ込みだと更に高く、1万円以上します💦)、どこで受けようかな~っと探しました。
乳がん検診を受ける方法として
- 高槻市が行っている健診で、1年間の日程が組まれている。設定された日にみんなで受けにいく検診
- インターネットで予約可能(保育が必要な場合は電話か窓口らしいです)
- 自分で好きな病院に予約を取って受診しに行く(好きな病院といっても高槻市の協力医療機関のみ)
- 協力医療機関:各種健(検)診実施指定医療機関一覧 – 高槻市 新ホームページ (city.takatsuki.osaka.jp))
という感じで、予約が取れます。



高槻市のいいところって、電話かけなくてもネットで予約できるところがいいですね。
集団検診と個別検診はどっちがいい?
集団検診でも、個別検診でも、どちらでもいいと思います。集団検診だと、子どもを預かってくれる保育もあるので、小さな子どもがいて、保育が必要な場合はとても助かると思います。産婦人科のクリニックであれば一時預かりを実施していることもあるかもしれませんが、乳腺外科のクリニックで一時預かりをしている所ってなかなかないと思います…
ちなみに私は集団検診ではなく、クリニックの個別検診を受けることにしました。なぜかというと、女性の医師だと、やはり気になることも聞きやすいので、女医さんがいいなぁと思います。女性医師を希望されるのであれば、クリニックの方が確実かな~と思います。
個別検診でクリニックを選ぶポイント
個別検診を検索する個人的なポイントとしては、
- マンモグラフィ検査もできるところ
- ネット予約ができるところ
- 女性医師がいるところ(この部分は人によると思います)
を考えて、選んでみました☆
マンモグラフィがあるところを選んだ理由としては、何か異常があったときにそのままマンモグラフィを撮れるようにするためです(特に私は乳がんの家族歴があるので…)。マンモグラフィがある病院かどうかは上記の協力医療機関一覧表からわかります。
女医さんが居る&ネット予約できたところが「さとるブレストクリニック」だったので、私はそちらで検診を受けてきました(※さとるブレストクリニックは閉院し、新しく女医さんが院長の『ひろブレストクリニック』という病院に変っています。)
女医さんがいる乳腺外科
ちょうど2025年7月に女医さんがいる乳腺外科がオープンとなるようで、それがこちらの2件です。
あや乳腺外科クリニック
ホームページを見ていると、乳がんについてとてもわかりやすく書いてあり、行きやすそうな病院だなと思います。
- ネット予約可能
- 女医さん
- 近々高槻市の乳がん検診が受けられる(2025年7月1日の時点では準備中の様です)
- 高槻市駅の近くで行きやすい
というとことがこちらの病院のポイントです☆



一度ホームページを見てみてください☆とても安心していけそうなので、是非行ってみたい!
ひろブレストクリニック
以前さとるブレストクリニックという病院があり、私は土曜日の女医さんの診察へ受診しに行ってましたが、閉院されました。同じ場所で次は女医さんが2025年7月に開業するようです☆


ホームページを見ていると、
- ネット予約可能
- 女医さん
- 阪急高槻市駅の近くで行きやすい
という感じです。
ついつい自分のことは後回しになってしまう



こんな啓発をしている私ですが…。
私は恐らく乳がんの家系なんだろうな…という立場で、毎年乳がん検診を受診していたのに、ちょっと受診が滞ってしまい、久しぶりに受診をするとちょっと気になる所見があり、経過観察になってしまいました(´;ω;`)
もっと早めに受診しといたらなぁと、反省しました。
どの年代でも、仕事や子育てや家事で忙しい方はたくさんいらっしゃると思います。特に子育てをしていたら気軽にポンと自分のために時間を取るのは難しくなります。症状もないし、大丈夫でしょ…という気持ち、とてもわかります。でも、きちんと検診を受けて、お母さんの体が健康であるということ、何かあったらすぐに治療に取り掛かれるということは結局子どもにとっても大事なことなので、是非子どものためでもあると思って受診する時間を割いてください。それは必要なことです。



子どものためにも検診は受けてね!
平日の日中は子どもがいるから保育してほしい!というときは、高槻市が保育付きの日程を公開しています。これも前の市町村ではなかったので、素敵ですね。ただし、ネットでの予約ではなく、窓口か電話で予約し、保育が必要であることを伝えてくださいね。



皆さんそれぞれ忙しい生活を送っていると思いますが、できるだけ検診を受けてください。
検診で救える命
20代の時は、検診をとても気軽な気持ちで受けていたのですが、子育てをし始めて、30代になると、「なにか病気が見つかったらどうしよう…」とドキドキしながら受けています。看護師時代には未就園児の子を残して、この世を去ったお母さんも見てきました。自分が絶対に病気にならないという保証はどこにもないので、検診は必ず受けましょう!
ちなみにアイキャッチ画像のピンクリボンは「乳がんの早期発見、早期診断、早期治療」を啓発している運動です。HPを覗いてみると、乳がんの治療をされている方にシッターサポートプログラムがあるようです。保護者が治療中に子どもを預かってもらうため、その一時保育の料金をピンクリボンが一部補助してくれるらしいです。





検診は是非受けましょうね!
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